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今回は、大変化の時代を生き抜く経営リーダーに必要なものは何か? についてお話します。
大激変の時代、リーダーには何が必要なのか?
コロナで大激変の時代を迎えています。
この時代に、経営者はどのように生きるべきか。
強力なリーダーシップな軸を確立するためには、何が必要なのでしょう?
経営の本質とは、時代に関わらず、リスクをとり続けること。
経営においてリスクをなくすことは絶対にできません。
なぜなら経営は、人・モノ・お金という資源を、不確実な未来へ投資する、というリスクをもった行為だからです。
経営の本質は、リスクを取ることにあります。
起業家は常にリスクから逃げることなく、正しいリスクを取り続けなければなりません。
リスクを取り続ける中、絶え間なく襲ってくるプレッシャーを支配し、効果的な行動をとり続けるためには、起業家は、不動の北極星・軸を持つことが必要です。
不安定な時代の経営こそ、ぶれない軸を確立して、拠り所とする。
ぶれない軸は、原理原則といってもいいかもしれません。
リーダーが軸を持つことの重要性を、ドラッカーと松下幸之助も強調します。
経営の神様・松下幸之助、ドラッカーに見る軸の重要性
経営の哲人である2人には共通点があります。
とても深淵な哲学としての共通点です。
それは、人間を中心にした経営を行うということを経営の絶対の原理原則としたことです。
人間が一番大切、人を幸せにしてこそ経営の意義がある
・経営で最も重要なものは何か?
ドラッカーは、「マネジメントは人のことである。」
つまり、経営において最大限に重要なのは、働く人、お客様が、幸せになること。
人が幸せになる社会とつくることであると述べました。
これに対し、松下幸之助は、「人間大事」という原則を打ち立てます。
人間大事とは、ドラッカー同様に、人間が幸せになる理想社会を目指して、発展を続けるということです。
この「人間大事の思想」は、松下幸之助のPHP設立という精神的な事業につながっていきます。
この二人から学べることは、精神的な軸・哲学として、人を活かす経営を心の中心にもつことこそ、経営成功のため行うべきであるということです。
人間を中心にした経営こそ、繁栄の鍵
今こそ、人を幸せにする経営を軸とすること
全ての経営を人間中心・人間大事で行っていく事こそ、時代にかかわらず、繁栄を続ける鍵となるのです。
大変化の時代こそ、リーダーは軸を持つ必要がある
大変化の時代こそ、リーダーは自分自身の軸を強く持ち、その軸を中心に力づよく前進していかなければなりません。
そして軸とは、人間中心の経営をすることなのです。
人間中心の経営は、ドラッカーを学ぶことで、その本質的を体得することができます。
軸を持ち続ければ、どんな変化がこようとも、その中で揺らがぬ成長を成し遂げることができます。
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ご参考にしていただけましたら幸いです。