← 36.今日お客様に何を教わったかを考える。【ドラッカーセミナー】
現代マーケティングの父・コトラーは言います。
「多くの企業が自社の商品・サービスには非常に興味を持っている。
しかし顧客の関心に興味を持っている企業は非常に少ない。」
顧客に商品・サービスを購入してもらおうと思ったら、顧客が何を価値としているか
顧客にとっての成果は何かについて考え抜かねばなりません。
顧客は商品・サービスを買うのではなく、何らかの問題を解決手段として、商品・サービスを
利用しているのです。
例えば、ベンツを購入するお客様は、単に移動手段としての車を買っているのではありません。
顧客が本当に得たいものは、ステータスだったり、プライドの満足だったり、ラグジュアリー感
かもしれません。
顧客が御社の商品を使って、本当に解決しようとしているもの、顧客の価値は何ですか。
その価値からマーケティングはスタートするのです。
顧客が自社の商品・サービスにおいて本当に価値と感じているものは何か、理解せねばならないと
ドラッカーも、名著「経営者の5つの質問」において強調します。
極めて本質的なマーケティング上の質問です。
経営者が考え抜くべき課題です。
無料メルマガ 【経営の神様・ドラッカーの教える成功の18原則】