ドラッカーは言います。
 
「組織は、外部の変化に対応するための変革機関である。

ところが組織の中にできたコミュニティは内部志向になり、変化を異様に嫌う。」

(ドラッカー著:マネジメント・現代の経営)

組織は市場・顧客の変化に対応するために存在します。

しかし社内は変化を嫌い、いつのまにか内部志向のルールを作り始めます。

このロット(数)でなければ、納入できない・・

この時間でなければ、お届けできない・・

この形式でなければ、お売りできない・・

弊社ではこういう決まりになっております・・等

顧客にとって負担にしかならない、内部志向のルールを作り、顧客に押し付け始めるのです。

そのため、社長は組織がほってほくと内部志向になるという性質を理解し、その逆の行動をとる必要があります。

社長の役割とは、変転する市場と顧客に合わせ、組織を外部思考に創り変え続けることなのです。

ドラッカー・経営セミナーでは、組織を外部志向にし続ける社長の具体的方法について解説しています。