ドラッカーは言います。
 
「顧客の事は、複雑すぎて顧客にしか分からない。

企業が顧客について創造することは誤りである。

顧客を見て、顧客に直接会い、質問しなければいけない。」

(ドラッカー著・現代の経営)

経営とは、市場・顧客にいかに対応していくかです。

マーケティングとは、顧客を理解する・顧客を知り抜くことです。

市場・顧客は変化して止みません。組織内で行っていた取り組みもいつのまにか市場に適応しなくなってしまいます。

社長は常に、市場に出て、顧客に接し、市場の現状を厳しく見極めなければなりません。

社長室・役員室に閉じこもって、市場を知る事努力をしないトップは経営を危機に陥れるのです。

社長の定位置は、一週間のうちに4日は顧客の所にあるべきです。

経営の世界では、社長室に閉じこもって市場に疎いリーダーを、アナグマ社長と揶揄します。

常に市場に出て、顧客を見て、直接聞いて、質問する姿勢こそ重要なのです。

ドラッカー・経営セミナーの動画では、社長の市場に対するあり方を解説しています。