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組織革新はどこから始めればいいのでしょう？

先日の１日セミナーにご出席されたの経営者からのご質問です。

経営革新を進めるには２つの視点がある。

経営革新はどこから始めればいいのでしょう？

ドラッカー理論を基本とする村瀬のコンサルティングでは、組織改革は２つの点で進めていきます。

一つがマーケティング（顧客志向）の視点、もう一つが組織の生産性向上の視点です。

経営革新の第一の要素　マーケティングの立て直しを行う

ドラッカーは「経営の第一目標はマーケティングである。」と言います。

まず、経営者はマーケティングを革新し、改善しなさいと言う意味です。

マーケティングとは市場・顧客に対して価値向上（顧客第一）を行うことです。

お客様無しで存在する企業はありません。

経営者は組織をどこまで顧客のわがままを聞ける組織にできるか、内部志向を廃して、顧客志向の組織にできるかという点がまず第一に重要なのです。

私のコンサルティングの多くは、このマーケティングの改善・革新に時間を使います。

顧客を第一とする組織、そして顧客・市場に向けて拓かれ、機会追及をする組織へと組織全体を進化させていくのです。

コンサルティングでは、組織を顧客志向にし、市場の中に事業機会を捉える仕組みを導入することにより、内部志向になりがちな組織を、市場に向いた貪欲なマーケッター集団の集まりに変えていくことができます。

顧客第一の組織を実現し、顧客への提供価値の向上を実現することがマーケティングのスタートです。

マーケティングとは全社員が学び、企業理念と言えるまで実践し続ける必要があるものです。

経営革新の第２の要素：生産性向上・成果志向の組織をつくる

顧客志向と併せて重要なのが、組織の生産性を高める事です。

組織の、足にオフィスで働く知識労働者の生産性は半分以下だと言われています。

皆さんも会社に出る前に60分で終わると思っていた仕事が、実際オフィスにくると、9時に出社して一時間たったのに半分も終わっていないことはありませんか？

オフィスで働く人を知識労働者と言いますが、向上で働く肉体労働者の生産性が圧倒的に高いのに比べて、知識労働者の生産性はまだまだあまりに低いのが現状です。

このことは現在の働き方改革の流れの中でも大事な事です。

残業時間を短縮するだけでは生産性はあがりません。

社長は組織の生産性向上を徹底的に考え抜く必要があるのです。

そのために私は、ドラッカー流の生産性向上研修を実施します。

この研修は、東芝グループ様の営業マン700名以上が受けた非常に効果の高いもので、ドラッカーの成果を上げる原則を身に付け、その後一日の戦略的なタイムマネジメントを身に付け、一人一人の時間生産性を最大化していくものです。

詳しくは、私の書籍「ドラッカーが教えてくれる　人を活かす経営７つの原則」（産業能率大学出版部）をお読み頂き、お気軽に弊社まで経営相談にお越しください。

組織に優劣があるのではない、学んでいるかいないかの違いである

ドラッカーは成果を上げる事は誰にもできる、その方法を学んでいるかいないかの違いであるといいます。

顧客志向を実現し、成果、生産性を向上する技術は学び、身に付けることができるものなのです。

今回のまとめ：経営隠しは、顧客志向の向上　生産性の向上の2点について考える

このように、経営改革のスタートは顧客志向の向上、あるいは生産性の向上の2点のどちらかから
手をつけていくことが効果的です。

私がコンサルティグに関わった多くのお客さまが最高業績を出していますが、そのお客様へのコンサルティングも全く同様のメソッドを適用しています。

顧客への提供価値の向上、あるいは組織の生産性の向上と覚えられておいて下さい。

村瀬のコンサルティングで大きな経営の躍進を遂げられたい社長様は、お気軽にお問合せください。

顧客志向の向上・生産性の向上をもって素晴らしい企業を創り出し、共に素晴らしい社会を実現していく真摯な経営者様との出会いを心待ちにしております。

感謝をこめて　ありがとうございます。

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