ドラッカーは言います。
 
「ビジネスコミュニケーションの本質は、上司と部下の見ている視点が違う事にある。

視点が違うからこそ、チームが成果を上げるためには、上司部下のベクトルを合わせ同じ方向を見ていく必要がある。」

(ドラッカー著:マネジメント)
 
チームが成果を上げるためには、単に湧き合い合いのコミュニケーションが組織にあればいいというわけではありませんか。

コミュニケーションの本質は、部下に、チーム・上司の意図を理解して、動いてもらうことにあります。

上司と部下の視点を合わせベクトルを合わせることこそがビジネスコミュニケーションの本質なのです。

部下との視点の違いを合わせ、ベクトルをそろえ、成果に集中するためには、面談を効果的に用います。

ドラッカーの提唱するマネジメントレターという面談方法を紹介します。
 
【ドラッカー流の成果を上げる面談法(マネジメントレター)】

【1】上司が部下に期待していることを伝える。

【2】部下が上司に期待している事を聴く。

【3】部下が成果を上げる上で障害となっていることは無いか聞く。
(そしてそれを除去する。)

この面談の目的は、上司部下のベクトルを合わせ、部下のパフォーマンスを上げるための障害を組織から除去することにあります。

また、上司側から歩み寄り部下を理解し、パフォーマンスを挙げようとする姿勢が明らかになる事で、部下の信頼も高くなります。

ドラッカー・経営セミナーでは、チーム力を最大化する上司部下の面談法について解説しています。