ドラッカーは言います。
 
「不合理な顧客などいない。顧客は皆、合理的に行動する。

あるのは無精な企業だけだ。」

(ドラッカー著:創造する経営者)

全ての顧客は自分にとって、合理的な行動をとっています。

顧客が不合理な行動をとっているように見える場合には、それは企業が気づいていないサービスの至らぬ部分や、企業との思いとのギャップ、市場の真実を教えてくれるのです。

なぜか全てまとめて自社から購入すれば割安なのに、分けて別のところから買っていく。

なぜかある商品だけは、自社からは絶対に買ってくれない。

企業の思惑と違う顧客の行動に注目すれば、市場の真実と、経営において改善する点が見えてきます。

顧客の不合理な行動に着目して観察し、顧客に直接その原因を聴いて下さい。

事業の最良のコンサルタントは、お客様なのです。

ドラッカー・経営セミナーの動画では、顧客の不合理な行動から経営を改善するポイントを解説しています。