← 86話:【書籍・7つの原則⑯】‘マーケティングカンパニー’と事業を定義すると収益が上がる【ドラッカー理論による組織改革・企業研修・人材育成】
■マーケティングカンパニーの実践事例
【事例1】 マーケティング部を最上位機関にしたA社
マーケティングは、顧客に関する全てのことです。
事業にとって何よりも大切なのは顧客です。
企業内のどのような部門も顧客に関係のない人は存在しません。
クライアント様のA社は、「全社員が顧客への価値向上に邁進するマーケターになる。マーケティングカンパニーを創る」というコンセプトにインスピレーションを受け、ある施策を実施しました。
「そうだ!何より重要なのがマーケティングなのだ。
わが社の、全部門で、マーケティングをすすめる、マーケティングカンパニー(顧客価値向上に燃える会社)に進化するぞ。
人事・総務・製造・営業・ロジスティックスの全部門を統括する上位部門としてマーケティング部を置こう。」
A社では、社長直轄で、マーケティング部を置き、傘下に全部門を展開しました。
各部門は、マーケティング部営業課・マーケティング部ロジスティックス課・マーケティング部人事部課といった具合です。
事業活動全てを「顧客視点から捉え、」マーケティングを推進したのです。
【ポイント】
モノ余りの現代、ビジネスの主導権は顧客が持つ。
顧客の視点になり切って、顧客をいかに深く理解できるかが、ビジネスの成功を決める。マーケティングが全てである。
書籍『ドラッカーが教えてくれる 人を活かす経営7つの原則』
リーダーシップとは権力ではない。働く人を活かし、成果を上げる「責任」である。経営の中心は『人間の尊厳』にあるべきだと亡きドラッカーは訴えた。現代リーダーのための現場で実践できる『人間中心の経営』『立志の指南書』
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