← 75話：現代の働き方改革が間違っている理由【ドラッカーの人材育成・企業研修・コンサルティング】
【感動から分かる！ドラッカーマネジメント：自己の人間性・感性を取り戻す】
教わった事・論理よりも、あなた本来の素晴らしい感性を大切にせよ。
あなたの創る素晴らしい未来は、他人に分析され評価された結果としての論理ではなく、
鋭敏な・みずみずしい御自身の感性でしか創造できない。
御自身が、人間として根本に感じる正しい感覚を信じ、明日を創造せよ。
すべての人間がリーダーであり、より良き明日への創造者である。
自らの持つ根源・美しい感性・正義・本来の素晴らしい自己への自信に漲り、
世界に挑戦する。それが人間を中心とした組織・世界である。
（参考：マネジメント：ドラッカー著）
人間を最上位に置く経営の本質とは何か？
ドラッカーは、マネジメントとは人のことである。
経営において一番重要なのは、人の尊厳であり、この社会の中でいかに人が幸せになれるかだと語りました。
いくら生産性・経済性が高まっても、人が幸せになれない社会は無機質で全く意味を成しません。
リーダーは真摯たれとドラッカーは言いましたが、この言葉の本質は、リーダーが自身の上げる成果・職務に対して忠実であるのと併せて、自分自身の信条・価値観に忠実に毎日を充実して生きていくことを言います。
自分の声、自分の価値、自分の信条を信じ、日々挑戦していくことがリーダーの持つべきリーダーシップです。
リーダーシップとは一貫した人の持つ価値観です。
自分の大切にしている価値観に忠実に、最高の自己実現ができることをマネジメントの最上位です。
現代組織社会の中では、多くの人がリーダーシップを失い、自己を殺して生きています。
私はもともと音楽家で、人間のみずみずしい感性と、その感性の発露としての創造力を心から信じています。
経営リーダーは組織の人の持つ創造性を解放し、リーダーシップを確立し、社会にとって最高の自己実現をできる組織風土をつくる必要があります。
組織と組織の歯車である人という関係はもう終わりを告げています。
人間は部品や機械ではありません。
優秀な知識労働者は常に人材不足であり、流動性も高まりつつある現在、人は組織に対してリーダーシップを優位に握るべきです。
組織は人間の自己実現の舞台として、人が幸せになる、社会的道具として存在しているのです。
このような時代こそ、企業は全ての人のリーダーシップを回復させ、極めて主体的な起業家集団として、組織のマネジメントを再構築しなければならないのです。
起業家とは、与えられた仕事のみを行うのでなく、自ら主体的にビジネスを起こせるような、主体性をもったパワフルな存在を言います。
マネジメント（経営）に対する知恵を身に着けることこそ、リーダーシップ確立の鍵である
知識社会である現代において、リーダーシップを高める基礎となるのは、はマネジメント（経営）に対する深い洞察力と知恵です。
経営という独立した仕事を学ぶ際に、現代経営を全て網羅するドラッカー以上に適したものはありません。
ドラッカーを学ぶ理由は、もちろん経営の軸を学び、組織としてマネジメント力を高める事がありますが。
それ以上に全ての人のみずみずしいリーダーシップをビジネスのみでなく、感性的にも開放し
現代リーダーとして真に使命に目覚めたビジネスリーダーに進化してもらうことにあります。
感動から分かる！ドラッカーとは何か？
私が感動から分かる！ドラッカーと名乗っているのは、ドラッカーを通じた人間性・人間が本当に幸せになる経営・ひいては社会を実現することが目的なのです。
人間中心の経営とは、人間の持つみずみずしい感性が主体となって、創造力を発揮し、
人が活かされ、人が中心となり、魂から充足感を持って幸せになれるような社会を言うのです。
是非、ご興味ある方は私の講座でドラッカーマネジメントの本質に触れてみて下さいね。
働く人を活かし、幸せな社会を創る想いをもったリーダーが集まるセミナーです。
書籍『ドラッカーが教えてくれる 人を活かす経営7つの原則』
リーダーシップとは権力ではない。働く人を活かし、成果を上げる「責任」である。経営の中心は『人間の尊厳』にあるべきだと亡きドラッカーは訴えた。現代リーダーのための現場で実践できる『人間中心の経営』『立志の指南書』
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