← 54話:【書籍解説・7つの原則①】ドラッカーを読んだら涙が止まらない、私は、狂ったのだろうか?
ドラッカーはユダヤ系のオーストリア人でした。
ユダヤ系という背景が彼に与えたものが彼の思想を読み説く根幹になります。
ドラッカーとはこんな人です。
・アメリカ資本主義のど真ん中で、経済至上主義と闘い続けた男
・歴史の傍らに立って本質を見抜き通した男
ドラッカーの見てきた世界
激動の20世紀 ヒトラー・世界大戦・資本主義・共産主義・・・
人権が蔑ろにされる悲惨な世界を見て
ドラッカーの人間の尊厳に対する崇高な想いが育ったのです。
「経済の失敗は悲惨な結果に繋がる・・・」
「人間社会の幸せのためには、社会が幸せにならなくてはいけない・・・」
「社会の幸せのためには、構成単位である組織が生産的にならなくてはいけない・・・」
「組織に成果をあげさせられるマネジメントこそ、全体主義と崩壊につながる戦争に対抗する唯一の存在なのだ」
そしてドラッカーはマネジメントを発明するに至ります。
マネジメントの根本の原理とは経営の中心に人間を置くこと
政治・思想・経済よりも、
人の幸せこと経営の中核にあるとする
人間中心の経営こそ正しいものである・・
ドラッカーの人間中心の経営の名言から感じる・人間への優しさ
■マネジメントとは人にかかわることである。その役割は、人が共同して成果を上げること
である。
■強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすることである。
(引用:「経営の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社)
■組織の究極の目的は均衡と調和でなく、人のエネルギーの解放と動員にある。
(引用: エリザベス・H・イーダスハイム著『P.F.ドラッカー-理想企業を求めて)
私は完全にドラッカーの人間に対する深い愛情に心を奪われたのです。
書籍『ドラッカーが教えてくれる 人を活かす経営7つの原則』
リーダーシップとは権力ではない。働く人を活かし、成果を上げる「責任」である。経営の中心は『人間の尊厳』にあるべきだと亡きドラッカーは訴えた。現代リーダーのための現場で実践できる『人間中心の経営』『立志の指南書』
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