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「経営でもっとも大切にすべきものは何でしょう?」
セミナーに参加された経営者の方の質問です。
人間に重点を置く
経営において大切なのは、何よりも人の幸せを考え抜くことです。
働く人、お客様の幸せを考え抜けば、経営者として行うべきことが明確に見えてきます。
会社は働く人が幸せになり、社会・お客様を幸せにするための道具にすぎません。
すべてを人の幸せから考えること、人間中心に経営をすることが正しい考え方です。
ドラッカーは、マネジメントは人の事であると言います。(マネジメント)
人が中心の経営が真実であり、経済やイデオロギーによって人の命が犠牲になるような事はあってはならないということです。
マネジメントという学問通じ、人間中心の経営を啓発し続けました。
また孔子は論語において「人道を弘む。道、人を弘むるにあらず。」という言葉を残しています。学問において最重要なものは人であり、人が学問を広げていくのである。学問が人より重要な事ではない。という事です。
人が基本であり、学問・思想が先行することはあり得ないということです。
学問の中心に人間がある
ドラッカーも孔子も、学問の中心に人間を置きます。
マネジメントと論語は、経営のための経営学ではなく、人間の幸せのための、愛が溢れる人間学だととらえる事ができます。
論語は2000年残りましたが、マネジメントも2000年以上読み継がれ、人を啓発し続ける学問となります。
全ての中心に人を置く、人への愛に溢れる経営が最も優れた経営です。
人への愛が中心にある学問は、学問の本質です。これ以上に大切な学びはありません。
すべてを人の幸せ・人の成長から考える時に物事のあるべき姿が見えてくるのです。
あなたの経営の中に、人が中心にあるか?
あなたの会社では人は幸せになるか?
あなたの会社はお客様・社会を幸せにしているか?
あなたは社員さん・お客様への愛で溢れて生活しているか?
この質問を問いかけて下さい。経営者としての、正しいあり方が見えます。
動画はドラッカーのマネジメントと論語の共通点を解説します。あなたの愛が溢れる経営で、素晴らしい会社に飛躍されることをお祈りしてます。
書籍『ドラッカーが教えてくれる 人を活かす経営7つの原則』
リーダーシップとは権力ではない。働く人を活かし、成果を上げる「責任」である。経営の中心は『人間の尊厳』にあるべきだと亡きドラッカーは訴えた。現代リーダーのための現場で実践できる『人間中心の経営』『立志の指南書』
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